松山恵子 全曲集

松山恵子 松山恵子 全曲集歌詞
1.だから云ったじゃないの

作詞:松井由利夫
作曲:島田逸平

(セリフ)あんた泣いてんのネ

だから云ったじゃないの
港の酒場へ 飲みにくる
男なんかの 云うことを バカネ
ほんきにほんきに するなんて
まったくあんたは うぶなのね
罪なやつだよ 鴎鳥

(セリフ)あんた泣いてんのネ

だから云ったじゃないの
男の言葉に だまされて
さんざわたしも 泣かされた バカネ
今さら今さら ぐちなんて
云ってもむだだわ やめましょね
港女は 強いはず

(セリフ)あんた泣いてんのネ

だから云ったじゃないの
めそめそしないで 捨てちゃいな
なにさ港の恋なんか バカネ
何時まで何時まで 泣いてんの
どんなにこがれて まったとて
帰るもんかよ あの男


2.未練の波止場

作詞:松井由利夫
作曲:水時冨士夫

もしも私が 重荷になったらいいの
捨てても恨みはしない
お願い お願い
連れて行ってよ この船で
ああ 霧が泣かせる 未練の波止場

たとえ港の花でも 女は女
嘘では泣いたりしない
お願い お願い
ひとりぼっちに させないで
ああ 風が泣かせる 未練の波止場

なんと云わりょと 私はあきらめ切れぬ
あなたを離しはしない
お願い お願い
船に乗せてよ 連れてって
ああ ドラが泣かせる 未練の波止場


3.お別れ公衆電話

作詞:藤間哲郎
作曲:袴田宗孝

なにも言わずに このままそっと
汽車に乗ろうと 思ったものを
駅の喫茶の 公衆電話
いつかかけていた 馬鹿ね馬鹿だわ
私の未練 さようなら さようなら
お別れ電話の せつないことば

好きでないなら 何でもないわ
好きでいりゃこそ 苦しくなるの
飛んで来ないで そのまま居てよ
逢えばもろくなる ほんとほんとよ
私の気持 さようなら さようなら
お別れ電話の せめてのことば

先があるのよ あなたの身には
こんな女は 忘れるものよ
ベルが鳴る鳴る プラットホーム
ここが切れめ時 出てはいけない
私の涙 さようなら さようなら
お別れ電話の 最後のことば


4.四国へ泣きに来た女


5.お恵ちゃんの「婦系図」

昭和34年
歌手:松山惠子
作曲:增田幸造
作詞:松井由利夫


風も吹かねる 二ひら三ひら
ほろりこぼれる 梅の花
月の湯島で 涙にむせぶ
あわれお蔦のあわれお蔦の 心意気


別れろというその口でなんで死ねと
しねと言って下さらないの….
いいえ いやです
お蔦はあなたとお別れしたくない…
したくない


匂うばかりの 明るい月も
今宵ばかりは 闇の底
義理にゃ 勝てない 浮世であれば
おんな未練はおんな未練は 切通し


わかりました わかりましたわ それが
あなたの ためなんですものね…
真砂町の先生に お蔦は笑って 別れ
たと言って下さいね


恨みつらみは 胸三寸に
月にお蔦の 泣き笑う
せめて名残に 上野の鐘を
聞いて不忍聞いて不忍 別れ橋


6.別れの入場券


7.姫島情話


8.アンコ悲しや

作詞:藤間哲郎
作曲:増田幸造

赤い椿の花びら噛めば
じんと眼に泌むちぎれ雲
アンコ悲しや 都は遠い
噂ばかりを残しつつ
今日はあなたはアアア…
どのあたり

島の娘は他国のひとに
惚れちゃならぬとみな言うた
アンコ悲しや 瀬の瀬の想い
あなたひとりを信じます
きっと迎えにアアア…
来てお呉れ

帰る帆影をあなたと思い
見れば夕日の鴎どり
アンコ悲しや 飛ぶにも飛べず
胸に写真を秘めながら
島のお山にアアア…
手を合わす


9.ホステス小唄


10.し・あ・わ・せ


11.石狩の町よさようなら


12.バックナンバー1050


13.女の劇場


14.紅とんぼ


15.ハイ ハイ ハイ~今度生まれて来た時も~


16.一葉記(いちようき)